丸仙のシルクちりめん

ソワセレストで使用する生地は全て
丹後ちりめんの老舗・丸仙のシルク100%を
使用しています
丸仙は、京都北部にある天橋立の近くで
1875年(明治8年)織物問屋として始まり
風呂敷地を主力にシルクのちりめん製造を
行っています
風呂敷の需要が減る中、近年生地に染めや
特殊な加工を施し
和装のみでなく
洋装や寝具類、インテリアへも
用途を広げています
国内のみならず、海外へも需要は広がり
様々な海外のラグジュアリーブランドで
起用されております
2025年には、創業150周年を迎えた
ご縁もあり
同じく150周年の
英国LIBERTY社による
コラボレーション特別コレクションが
大阪万博にて発表されました
丸仙のちりめんは、繭から丁寧に引いた
高品質な絹糸を強い撚りをかけて織り上げ
その後に精練(せいれん)・加工を施して
独特のシボ(凹凸)を生み出します
生糸1本から反物になるまで
すべての工程を自社工場で一貫して行い
約20の工程を、昔ながらの製法と
熟練の手仕事で
丁寧に仕上げています
シルクのみを使用した
『古代二越(ふたこし)ちりめん』で
織り方に特徴があり、
一般的なちりめんに比べ
強度とボリュームがあり
主に風呂敷や袱紗に使用される
高級なちりめんです
生地表面のシボが大きなちりめんは
『鬼シボちりめん』と言われています

SOIE CÉLESTEは
ちりめん工場から生まれたブランドです
「シボから生まれる、しなやかな上質」を
ブランドコンセプトとしています
ブランド名は、丸仙の始まりとなった
仙右衛門の名に由来しており
その「仙」の文字を、“天上の”や“神聖な”
という意味を込めて
フランス語で表現したのが
「Soie céleste(ソワ セレスト)
=仙のシルク」です
SOIE CÉLESTEの商品は、
大切に織られたちりめん生地を使い
一枚一枚丁寧にお作りしています
大切なものを包む布から始まり、
大切な人へ、そしてご自身へと
やさしく寄り添う布であることを
SOIE CÉLESTE はご提案していきます

お手入れについて
ソワセレスト製品をお使いいただく前に
ぜひお読みください
シルクちりめんは
デリケートで繊細な素材です
長く美しい風合いを保つ為に
以下の点にご注意ください
洗濯について
- 手洗いが可能ですがコートはドライクリーニングをお勧めします
- 手洗いの場合は、中性洗剤またはおしゃれ着用洗剤を使用し、30度以下のぬるま湯または水で押し洗い、またはふり洗いをしてください
- もみ洗いや強くこするのは避けてください
- 洗濯ネットに入れ手洗いに近い洗い方のコースで洗濯することも出来ます
- 乾燥機は使用しないでください
- 漂白剤は使用しないでください
- 脱水は短時間にしてください
-
洗った後はしっかりと形を整え、直射日光を避け風通しのよい日陰に干してください
(シルクは紫外線を吸収しやすく変色します) - 白や色物はそれぞれ単独で洗ってください
アイロンかけについて
- シボによりシワになりにくいので、洗濯後ハンガーにかけておくだけでかなりのシワは除去できます
- スチームは避け、当て布をして低温でかけてください
- 生地に負担がかからないように強く押さえず手早くしてください
保管方法について
- 汚れを取り除くこと、湿気を防ぐこと、虫食いを防ぐこと、光を避けることがポイントとなります
- 湿気の少ない洋服ダンス等で防虫剤を用いて保管してください
その他
- 繊細な素材ですので、着用時激しい運動や、生地に負担をかけることはお避けください
- 汗や水に濡れた状態での摩擦は避けてください
- ポケットに重たい物や傷つきやすいものを入れるのはご注意ください
- ボディタオルや洗顔パフは、ご使用の石けんや入浴剤等により色が変化する場合もございます
- 天然繊維のため使用していくうちに黄変いたしますがご使用には問題はございません